クロスバイクで100kmは走れるか?実際に走った感想

ロングライド
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こんにちは、坂バカ理学療法士のわさおです。

スポーツバイクデビューにクロスバイクを購入した方は多いんじゃないでしょうか?

ロードバイクより安いし、乗車姿勢も楽だし、クロスバイクは初心者にはうってつけです!

クロスバイクにハマると、100km走破を目指したくなるものです。

でも

「クロスバイクで100kmなんて走れるの?」

なんて不安を感じる方も多いのではないでしょうか?

今回のテーマはクロスバイクで100km完走は可能かどうかについてです。

7年以上クロスバイクに乗っている僕が、実体験も踏まえて考察しますね!

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クロスバイクで100kmは可能か?

クロスバイクで100km走った感想

僕は昔、クロスバイクで100kmを走ったことがあります。

最初に100kmを超えたのは、東京の府中からお台場までの往復でした。

感想としては、脚力さえつけばクロスバイクで100kmは余裕で走れます!

今はロードバイクに乗っていますが、1年くらいはクロスバイクだけでロングライドを楽しんでいました。

都内をのんびり100km程度走るくらいなら、クロスバイクで十分だったからです。

なぜロードバイクを買おうと思ったのかは、後々説明しますね!

クロスバイクのメリット

ロードバイクと比較した場合、クロスバイクは

  • 乗車姿勢が楽
  • 軽いギアにできる
  • ブレーキがよく効く
  • 乗り心地がいい
  • パンクしにくい

といったたくさんのメリットがあります。

乗車姿勢が楽

ロードバイクに比べてクロスバイクはハンドルが高い位置にあります。

その分上体が起きた状態でバイクを漕げるため、楽に感じます。

深い前傾姿勢が求められるロードバイクは、初心者には乗っているだけでもしんどく感じてしまいます。

そのため、のんびり走るなら、クロスバイクの方が楽に走れます。

軽いギアにできる

クロスバイクの方がギアを軽くすることができるため、坂道が楽にこなせます。

そもそもロードバイクとクロスバイクでは、フロントギアの構成が違います。

通常ロードバイクでは、小さいものでもフロントギアが50/34Tまでしかありません。(数字が小さいほどギアが軽くなります)

そのためロードバイクは34Tまでしか軽くできません。

対してクロスバイクは、48/38/28Tの三段構成になっており、28Tまで軽くできます。

坂道を楽に登ることを考えると、軽いギアがあった方が楽です。

軽いギアが選択できるクロスバイクは、この点でもメリットがあります。

ブレーキがよく効く

クロスバイクの方が、ブレーキがよく効くため、手が疲れにくいです。

ロードバイクとクロスバイクでは、ブレーキの種類が違います。

ロードバイクはキャリパーブレーキ、クロスバイクはVブレーキです。

Vブレーキはマウンテンバイクにも使われており、ブレーキがよく効くように出来ています。

ロードバイクでロングライドをすると、手がブレーキ疲れをすることがあります。

その点、楽にブレーキできるクロスバイクは、手が疲れにくいのです。

乗り心地がいい、パンクしにくい

クロスバイクの方が乗り心地がよく、パンクしにくい傾向があります。

なぜなら、タイヤの太さが違うからです。

ロードバイクのタイヤは23cか25cが主流です。(数字が大きい方が太い)

クロスバイクのタイヤは28cか32cが主流です。

タイヤが太い分、路面抵抗は増えますが、乗り心地が良くなったり、パンクしにくくなったり、メリットがたくさんあります。

タイヤの種類にもよるので、必ずではありませんが、クロスバイクの方が乗り心地が良く、パンクしにくい傾向があります。

クロスバイクで100kmはアリか?

のんびり走る分には、ロードバイクよりもクロスバイクの方が楽に100kmを走れます。

先ほど紹介したように、クロスバイクの方が有利な面もたくさんあるからです。

クロスバイクで100km走れない人が、ロードバイクに変えたところで、結果は変わらないでしょう。

結局大事なのは、脚力やテクニックですからね。

クロスバイクで100kmに挑戦してみようかと迷っている方は、是非挑戦してみてください。

ただ、クロスバイクにも苦手な場面やコースがあります。

クロスバイクの限界について、説明していきましょう。

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クロスバイクの限界

クロスバイクの限界を感じた瞬間

僕がクロスバイクからロードバイクに買い換えた理由を説明しましょう。

端的に言えば、クロスバイクではヒルクライムで限界を感じたからです。

1年くらいクロスバイクで100km走を楽しんだ僕でしたが、とうとうヒルクライムにハマってきました。

大垂水峠という関東の初級峠は、クロスバイクでもなんとかなりました。

でも都民の森という中級峠は、クロスバイクではかなりキツかったです。

“クロスバイクのデメリット”で紹介しますが、クロスバイクは本格的なヒルクライムに不向きです。

すでにヒルクライムにどハマりしていた僕は、いろいろな峠を登るためにロードバイクの購入を決意しました。

クロスバイクのデメリット

ロードバイクと比較して、クロスバイクは

  • 本格的なヒルクライムに不向き
  • 高速巡航に不向き

といったデメリットがあります。

本格的なヒルクライムに不向き

クロスバイクで本格的なヒルクライムはしんどいです。

ギアが軽くできる分、楽な気がしますが、それを上回る欠点があるからです。

その欠点とは、車体の重さです。

ロードバイクはエントリーモデルでも、9kg以内のものがほとんどです。

クロスバイクの場合、重いものだと12kgくらいするものもあります。

僕の乗っていたジャイアントのエスケープR3は、11kg弱でした。

ここまで重いと、ヒルクライムでは大きな差が出てきます。

基本的に街乗り用に設計されているクロスバイクに、軽さまで求めるのは、酷かもしれませんね。

もちろん軽量なクロスバイクもあります。

9kg未満のバイクを選べばヒルクライムもこなすことが出来るでしょう。

ただ軽量クロスバイクは、安いロードバイク並の値段がします。

軽いクロスバイクをすでにお持ちの方は、そのままヒルクライムに挑んでも問題ないですよ!

高速巡航に不向き

高速巡航をする場合、クロスバイクの方がたくさんパワーが必要です。

空気抵抗、路面抵抗がロードバイクよりも大きいからです。

先ほどクロスバイクは、上体を起こして乗車できるという話をしました。

クロスバイクの方が、タイヤが太いという話もしました。

しかし上体が起きている分、空気抵抗が増えてしまいます。

タイヤが太い分、路面抵抗が増えてしまいます。

のんびり漕ぐ分には、これらの抵抗は大きな問題にはなりません。

しかし高速巡航の場合、大きな問題なります。

体感としては、時速30kmを超えるとクロスバイクではしんどい気がします。

ロードバイクに買い替えた方がいい人

  • 本格的なヒルクライムに挑戦したい人
  • 速く走りたい人(時速30km以上で巡航したい人)

これらに当てはまる人は、ロードバイクの方が向いていますので、買い替えをオススメします。

ただクロスバイクよりもロードバイクの方が、ライディングテクニックが必要です。

ロードバイクに買い替えた直後でも、慣れるまでは無理はしないでくださいね!

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まとめ

最後におさらいをしましょう。

クロスバイクで100kmは余裕で走れます。

のんびりロングライドを楽しみましょう。

ただしヒルクライムや高速巡航は苦手なので、それらを求める人はロードバイクに乗り換えを検討してもいいでしょう。

正直、5万円程度で買えるのに100kmも走れちゃうクロスバイクのコスパは凄まじいです。

のんびりサイクリング派ならクロスバイクだけでも十分なくらいですからね。

速く走るためだけに作られたロードバイクより、汎用性は高いです。

僕はロードバイクを買った後も、目的に合わせてクロスバイクを愛用しています。

是非、クロスバイクで100kmを楽しんできて下さいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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