こんにちは、坂バカ理学療法士のわさおです。
「ロードバイクに乗ると首が痛い!」
とお悩みではないでしょうか?
ロードバイクに乗った姿勢で、長時間頭を上げて前を見続けるのって、結構しんどいですよね。
でも、首が痛くなりやすいフォームとなりにくいフォームがあるのをご存知でしょうか?
今回のテーマは首が痛くならないフォームと、フォームの改善方法についてです。
正しいフォームを身につけて、首の痛みからおさらばしましょう!
首が痛くなる原因
首が痛くなるフォーム
首が痛くなるのは、首(頸椎)だけを使って頭を上げようとしているからです。
首の筋力が足りないからではありません。
むしろ、首しか使っていないことこそ問題なんです。
では首が痛くならないようにするには、どこを使えばいいのでしょうか?
首が痛くならないフォーム
前を見る時に、胸(胸椎)を反らせて顔を上げることによって、首の負担を軽減することが出来ます。
首で頭を持ち上げるのではなく、胸を起点に頭を持ち上げるイメージです。
分かりにくいイラストですみません(*_*)
要は首だけでなく、胸も使うことで、負担を分散できるというわけですね。
ロードバイクに乗る時は、胸は開いておくのが基本です。
治すポイントは首ではなく、胸だということを覚えておきましょう。
ただ頭ではわかっていても、すぐに実践するのは難しいですよね。
実際に、どうやって対策していくのがいいのか、紹介していきましょう。
フォーム改善のためにやるべきこと
胸を開くことを意識する
ロードバイクに乗っている時は、胸を開くことを意識しましょう。
これを意識するだけで、首の負担がだいぶ変わるはずですよ!
‟胸を開く”という言葉がしっくりこない人は、‟胸を反らす”または‟両肩甲骨を寄せる”でもOKです。
言い方が違うだけで、どれもおんなじ運動だからです。
ただ体が固い人は、胸を開き続けるのがしんどいはずです。
そんな人は、ストレッチを併用しましょう。
日ごろのストレッチ
楽に胸を開くためには、日ごろのストレッチが必要です。
特に大胸筋や腹直筋が固い人は、胸を開きづらくなります。
ロードバイクに乗る前後と、毎日寝る前にはストレッチをしてあげると、柔らかくなってくるはずですよ!
ストレッチの具体的な方法は、こちらの記事をご覧ください。
ポジションの見直し
胸を開くことを意識しても、首の痛みが減らない人は、ポジションがおかしい可能性があります。
一度、ポジションの見直しを行うといいでしょう。
一番安く済むのは、ロードバイクを購入した店舗でみてもらうことです。
それが難しい人は、有料フィッティングサービスを利用しましょう。
東京付近に住む方なら、僕の友人が経営するACTIVIKEがおすすめです。
代表の西谷君は、信頼できるフィッターです。
痛みなくロードバイクで走るには、ポジションが間違っていないのが大前提です。
自分でフィッティングにチャレンジしてみたい方は、こちらの記事を参考にして下さいね!
まとめ
最後におさらいをしましょう。
首が痛いのは、首だけで顔を上げようとしているからです。
首が痛くならないためにすべきことは、以下の3点です。
- 胸を開いてロードバイクに乗る
- 日ごろからストレッチをする
- ポジションを見直す
首の痛みはひどくなると、頚椎症という病気を引き起こすこともあります。
頚椎症は首の痛みや手のしびれなどの症状がありますが、ひどいと手術になることもあります。
痛みは体が異常を伝えてくれているサインです。
侮ってはいけません。
たかが首の痛みと思わずに、対策をきちんとしましょう!
幸いにも首の痛みは、フォームさえ改善できれば治る場合がほとんどです。
ぜひ紹介した対策を実践してみて下さいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。