こんにちは、坂バカ理学療法士のわさおです。
ロードバイクでロングライドに慣れてくると
「自分のペースって他の人と比べてどうなのかな?」
「速い人はどれくらいの平均速度で走ってるんだろう?」
といった疑問が出てきますよね。
世間一般と比べて、自分がどれくらいなのかってやっぱり気になりますよね。
今回のテーマは、みんなのロングライドの平均速度についてです。
Stravaのデータを元にみんなの速度をまとめてみました!
平均速度とは?
平均速度の定義
平均速度っていろいろな捉え方があるのってご存知ですか?
この記事での平均速度の定義は“ネット平均”(サイコンに表示される平均速度)のことです。
「ネット平均って何?」
と思いますよね。
詳しくみていきましょう。
いろいろな平均速度
平均速度といわれるものには、いろいろあります。
簡単に説明すると
巡航速度:加速、減速時を除いた巡航中の速度
ネット平均:停止時を除いた全走行の平均速度
グロス平均:停止時を含む全走行の平均速度
となります。
世間で“平均速度”というと、人によって巡航速度のことだったり、ネット平均のことだったり、バラバラです。
Stravaやサイクルコンピューターのログに残る平均速度が、ネット平均です。
ネット平均が一番分かりやすいので、この記事ではネット平均のことを平均速度と表現させて頂きます。
ロングライドの定義
ロングライドの定義はこの3点に絞ってStravaからデータ収集をしました。
- 100km以上の道路を走ったもの
- サイクリングロードのみ等、信号のない道ばかりのものは省く
- レースのデータは省く
「100㎞はロングライドじゃない!」
というベテランの方がいるかもしれません。
でも初心者からすると、100㎞でもロングライドだと思うので、今回は100㎞もロングライドとさせていただきます。
ロングライドでの世間の平均速度
皆の平均速度まとめ
時速18km以下→初心者
時速18〜22km→中級者(非競技者)
時速22〜25km→中級者(競技者)
時速25km以上→上級者、プロ
大体こんな感じだと思われます。
かなりシンプルにまとめられました。
もう少し詳しくみていきましょう。
プロの平均速度(練習時)
国内のコンチネンタルチームに所属するある選手は、
津久井湖〜山中湖付近(道志周囲)のコースを平均時速28.1キロで走行していました。
しかもレース翌日の疲れた状態でです。
プロ、恐るべしですね。
確か道志付近は坂道ばかりで大変だったはずですが(・・;)
他の日も、100km以上走っている時は、平均時速が26〜29kmでした。
初心者の平均速度
初めて100㎞超えの距離を走った人たちのデータをみてみると、ほとんどが平均時速15~18kmでした。
若い男性はみんな時速17㎞以上で、年配の方や女性は時速15㎞台もいました。
経験者の方は、初心者と走る時はこれくらいのペースを維持してあげるといいかもしれません。
僕も初心者がいるのについついペースを上げてしまい、迷惑をかけるので、すごく参考になりました。
中級者の平均速度
平均速度18㎞~25㎞が一番のボリュームゾーンでした。
特に時速20㎞前後が多いです。
レースに出ていない非競技者のホビーライダーはこれぐらいのペースが多いようです。
レースに出ている競技者のホビーレーサーは平均時速22~25kmが大半でした。
まとめ
最後におさらいをしましょう。
世間のロングライドでの平均速度(ネット平均)は
時速18km以下→初心者
時速18〜22km→中級者(非競技者)
時速22〜25km→中級者(競技者)
時速25km以上→上級者、プロ
となります。
※ネット平均→サイコンやstravaに表示される平均速度
とはいえ、あくまで目安です。
信号のない田舎道コースであれば、平均速度が30km以上になることもあります。
信号の有無や勾配、風向きによって、平均速度はばらつきますので、そこは注意して下さい。
あなたはどのくらいでしたか?
ご自身の普段のペースがみんなと比べてどれくらいなのか、知る参考になれば幸いです。
速い人は初心者の方と走る時に、この情報を参考にしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。