こんにちは、坂バカ理学療法士のわさおです。
とうとう購入してしまいました。
スマートターボ神楽(KAGURA)LSD9200。
人生初のスマートトレーナー!
そして、ミノウラ初のスマートトレーナーです。
神楽LSD9200を購入してから実際に2ヶ月使用しましたので、インプレをしたいと思います。
3本ローラー派の僕がスマートトレーナーを購入した理由
僕は「トレーニング目的でローラーを使うなら、三本ローラー!」と豪語してきました。
それは今でも変わりません。
そんな僕が、なぜスマートトレーナーを購入したのか?
それは、トレーニングのモチベーションが低下してきたからです。
レースに出まくっていたころは、モチベーションが高かったので、ガンガントレーニングできました。
でもレースを引退した今、3本ローラーでトレーニングするモチベーションがありません。
外を走りたいのですが、子育てがあるため外に走ることも頻繁には出来ません。
「室内で楽しくロードバイクを漕ぐのに最適なのは何か?」
と考え始め、その答えが‟スマートトレーナー”でした。
Zwiftは楽しいです。
モチベーションが低下している今でも飽きずに室内トレーニングができるはずです。
Zwiftをやるならスマートトレーナーが相性抜群です。
そんな経緯で、スマートトレーナーとZwiftで究極のバーチャルライドを満喫することを決意しました。
インプレッション
スマートターボ神楽とは
スマートターボ神楽LSD9200とは、ミノウラ社が販売しているダイレクトドライブ式のスマートトレーナーです。
ダイレクトドライブ式は、後輪を外してローラーに装着するタイプです。
静かなことや、後輪の摩耗を気にしなくてもいいことがメリットです。
スマートトレーナーは、Zwiftと連動して負荷が自動的に切り替わる機能を持つローラーのことです。
スマートトレーナーの厳密な定義は違うと思いますが、僕はそう認識しています。
Zwift上のキャラが坂道にさしかかると、自動でペダルが重くなるんです。
クライマーにとって、これほど嬉しいことはないですよね。
これがあると、Zwiftへの没入感がかなり変わります。
スマートトレーナーはまさに、Zwiftに没頭するためのローラーというわけです。
他のメーカーと比較した、神楽のメリットとデメリットをまとめておきましょう。
メリット
- 頑丈さが売り(公式HPより)
- 他メーカーのハイエンドスマートトレーナーより5万くらい安い
- 日本製でサポートが手厚い
- 本体に取っ手があり、折りたたむこともできる
デメリット
- まだ販売されて1年くらいなので、歴史が浅い
- スマートトレーナーの中ではマイナー
使ってみた印象
初日の印象
わくわくしながら初期設定をトラブルなく完了させ、いそいそと漕ぎ始めてみました。
最初の印象は
「あれ?実走感が少ないぞ?」
という印象でした。
3本ローラーに慣れすぎてしまったのが原因です。
スマートトレーナーとは言っても、所詮は固定ローラーです。
実走感は圧倒的に少ないです。
固定されているため、ペダリングスキルも磨けません。
そんなネガティブな印象を受けましたが、そのまま使用を継続しました。
ちなみに初期設定はめちゃくちゃ簡単です。
コンセントを差したら、後はPCと接続してZwiftを開始するだけでした(笑)
電源ボタンすらないのはシンプルでいいかもしれません。
走行音に関しては、3本ローラーと比べたら明らかに静かです。
本体自体は静かなのですが、ギアを変える時の音がよく響きます。
僕の主観ですが、日中のマンションなら問題なく使えるが、深夜のマンションでは使えないレベルの音だと思います。
一週間後の印象
ネガティブな印象からスタートしたスマートトレーナーデビューですが、1週間も使っていると大分印象が変わってきました。
「やっぱりZwiftは楽しい!」
まだワークアウトやイベントには参加せず、ただ仮想コース内を走っているだけなのですが、結構楽しいです。
他の参加者がいっぱいいるのがミソです。
Zwiftはドラフティング機能がありますので、誰かの後ろにつきたくなります。
そうすると、誰かと一緒に走っている時と同じ気分になるんです。
少しきつくても頑張っちゃいます。
軽めに漕ぐだけ、なんて考えて乗ったのに、息が荒れるまで乗り込んでいた、なんてことに毎回なっています(笑)
やっぱ誰かと一緒に走るのはいいものです。
ちなみに自動負荷調整にも慣れて、快適に走れるようになってきました。
2週間後の印象
1週間後と変わりなく、楽しいです。
スマートトレーナーのトラブルも全くありません。
ただダンシングがしづらいので、高強度はやりにくいです。
淡々とヒルクライムをしている方が楽しいですね。
みんなどうやってスプリントしているのか、すごく疑問に思っています。(シッティングでやっているのか?)
2ヶ月後の印象
神楽を使ったZwift生活に大分慣れてきました。
飽き性な僕ですが、Zwiftなら1時間乗っていられます。(3本ローラーは30分で飽きますw)
コースは概ね走り尽くし、レースにも挑戦するようになりました。
レースはすごく楽しいし、きついです。
レースを引退してFTPが4.0W/kgまで落ちたのですが、それくらいの出力だと全く歯が立ちません。
レースでは脚力別でA〜Dクラスに分かれているんですが、一番下のDクラスでも先頭集団から千切れてしまいました。
でも、楽しいです。
ソロライドでは出さない出力が出ますので、トレーニング効果もすばらしいです。
レースは30分で終わるものから何時間もかかるものがありますが、短めのレースばかりやっています。(だから勝てないのか?)
スマートターボ神楽もほとんどトラブルなしです。
たまにbluetoothの接続がなかなかつながらないことがありますが、5分ほどで解決します。
たった1度ですが、走行中に接続が切れたことがあり、それは困りました。
レース中に接続が切れないように願いたいものです。
ただ、1度あっただけですし、その他は満足しています。
今後も使用していく予定です。
スマートターボ神楽の使い方
Zwiftを楽しむ
神楽を使うときは、必ずZwiftも使っています。
というより使わなければスマートトレーナーを買った意味がありません(^^;)
Zwiftで出来ることは、単純にZwift内のコースを走る以外にもたくさんあります。
ワークアウトといって、決められたトレーニングプログラムをこなすメニューや、ネット上の皆とレースやグループライドをすることも出来ます。
レースなんか出たら嫌でも頑張っちゃうので、気が乗らない時はレースに出ようかと思っています(笑)
Zwiftは、まだまだ発展途上な感じはしますが、それぞれの人に合わせた楽しみ方ができますよ!
3本ローラーと併用
インプレッションでも伝えた通り、スマートトレーナーでペダリングスキルを向上させることは出来ません。
それどころか、あんまりスマートトレーナーばかりをやると、ペダリングが下手になります。
たまには実走や3本ローラーでペダリングの勘を忘れないようにすべきだと思います。
そのため週に1回は3本ローラーか実走をするように心がけています。
持久力をつける練習用
スマートトレーナーで瞬発力を鍛えるトレーニングをすること自体は可能です。
でも僕はやっていません。
固定されているせいで、ちゃんと高強度で踏める気がしないからです。
本来高強度で漕ぐことは、高度なペダリングスキルも必要になります。
ですが、固定されたトレーナー上で高強度で漕ぐと、ペダリングを無視した力任せの漕ぎ方になってしまうんですよね。
もしかしたら、今後慣れれば問題なくなるのかもしれません。
ただ現状では、スマートトレーナー上では正しいペダリングで高強度が踏めません。
なので、高強度は避けて、中強度の練習を中心にやっています。
ヒルクライムのような中強度で1時間以上漕げるコースって、実走で見つけるのは難しいですよね。
かといって、3本ローラーで1時間漕ぐのは、飽きちゃって無理です。
これでは筋持久力を上げる中強度のメニューが出来ません。
そこでスマートトレーナーの出番です。
スマートトレーナーで中強度で1時間前後のライドを行い、筋持久力をつけています。
今のところ僕にはこの使い方が一番合っているようです。
スマートターボ神楽の最終評価
最後に評価をまとめましょう。
まずはスマートトレーナーの最終評価ですが、
- とにかく楽しく室内練習ができる
- ペダリングは下手になる可能性あり
- 費用対効果でいうと、お得とは言い切れない
一言でまとめると、スマートトレーナーはお金に余裕があって、楽しく室内練習をしたい方におすすめです。
練習が楽しいっていうのは、とても大事だと思うので、スマートトレーナーの最大の強みはそこですね。
次にミノウラのスマートターボ神楽LSD9200の最終評価ですが、
- やっぱりアフターサービスが良くて安心感が圧倒的
- 今のところたまに接続トラブルがあるのみ
一言でまとめると、スマートトレーナーに安心感を求めたい人は、おすすめです。
値段もスマートトレーナーの中ではお手頃ですので、スマートトレーナーの購入を検討している方は、候補に入れてあげて下さいね!
以上!2週間スマートターボ神楽LSD9200を使ったインプレでした!
最後までお読みいただきありがとうございました。