ロードバイクに乗りたいのに、外はあいにくの雨模様!
なんてこと、よくありますよね。
トレーニングしたいけど、練習できるところまで行く時間はないな〜。
なんてことも、よくあります。
そんな悩みを解決できるのが“ローラー”です!
ローラーがあれば室内でも手軽にロードバイクに乗れちゃいます。
でもローラーっていろいろあって、どれを選べばいいか分からないですよね?
安くていいローラーはないものかと探し続け、辿り着いたのがミノウラのモッズローラーでした。
安い上に機能性も十分で、もう4年以上ヘビーユースしています。
そんな超コスパのいいミノウラのモッズローラーを紹介します!
ミノウラのモッズ・ローラーとは
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モッズローラー(Moz-Roller)とは、日本メーカーのミノウラ(MINOURA)社が販売する3本ローラーです。
ローラーには車輪を固定するタイプ(固定式)と固定しないタイプ(非固定式)があります。
モッズローラーは非固定式であり、ペダリング技術とバランス感覚向上にも効果的なトレーニング向きのローラーです!
特にペダリング技術が未熟な初心者は、非固定式を選んだ方が速くなれます。
ミノウラ社の非固定式ローラーには他にも“LiveRoll”シリーズがありますが、モッズローラーはその中でも一番安くて軽い、エントリーモデルです。
詳しくはミノウラの公式ページをご覧ください。
モッズローラーのすごい所
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品質の割に安い
Amazonや楽天で買えば、モッズローラーは2万5000円前後で買うことができます。
これは有名メーカーの非固定式ローラーの値段として考えると、かなり安いです。
他社のエントリーモデルの人気ローラーと比較してみましょう。
- エリート ARION AL13 4万233円
- エリート QUICK MOTION 4万800円
- Tacx ANTARES 2万2414円
モッズローラーがすごいのは、同じ価格帯の他のローラーに対して高品質なところです。
走行時の安定感がハンパない
走行中どんなにもがいても車体やローラー本体がブレることはありません。
時速70キロ出しても全然平気でした。
横幅も比較的広めの設計で、脱輪ガードもあるので、よっぽど油断しなければ脱輪しません。
特に初心者のうちは助かりました。
今でもボーッと考え事をしながら漕ぐ時や、きついインターバル練習の後でも安心して漕ぐことができるので、助かってます。
気軽なエクササイズから本格的なトレーニングまで対応可能
負荷調整機能はありませんが、漕ぐ速度を調整することで、低負荷〜高負荷まで自由に調整することができます。
一番重いギアでも物足りない場合は、別売の負荷調整装置を簡単に後付けできるので、安心して下さい!
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負荷調整機能付きのローラーは5万円以上するものが多いので、5000円程度追加するだけで負荷調整できるのは、かなりお得です。
負荷は7段階調整でき、一番重い状態ならプロでも満足できると思います。
僕はこの負荷調整装置のおかげで、無駄な買い換えをせずに済みました。
持ち運び、収納がラク
モッズローラーは6.5kgで、他のローラーと比べて軽いので、持ち運びに最適です!
他社と比較しても圧倒的に軽いです。実際に持ち比べると、かなり差を感じました。
- エリート ARION AL13 8.8kg
- エリート QUICK MOTION 11.5kg
- Tacx ANTARES 7.7kg
実際に、レース会場でのウォームアップ用としてプロにも愛用されています。
折り畳むと扇風機くらいの大きさになります。
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乗り降りがしやすい
低床設計で安定感が高い上に、乗降ステップが付属するため、乗り降りは簡単です。
このあたりは身長の低い日本人に合わせられる日本メーカーの利点です。
身長の低い人や初心者には嬉しいですね。
ミノウラで乗り慣れた僕は、他社のローラーに乗ると高すぎて怖いと感じます。
全然壊れない
3年間週に1回以上のペースでガチ漕ぎしていますが、一度も不調になったことがありません。
安心の日本製で、無駄な機能がなくシンプルな構造なので、壊れるところがないからです。(強いて言うならローラー同士を繋ぐゴムがいずれ劣化するかも)
昔の扇風機が何十年も使えるのに対して、最近の扇風機は多機能すぎて壊れやすいのと同じですね。
高いローラーは、負荷を調整できたり、パソコンと連動できたりするので便利ですが、その分故障しやすくなります。
特に通信トラブルは、結構ストレスです。
モッズローラーならば、故障の心配はほとんどしなくて大丈夫ですので、安心して使い込めます。
モッズローラーの活用方法
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実際に僕がどのようにモッズローラーを使用しているか紹介します。
雨天時の練習に
1番役に立つタイミングです。
危ないので、雨天走行は極力しないようにしています。
梅雨なんかローラーだけで1ヶ月くらい過ごしたこともあります。
雨でもローラーがあると、「今日はローラー練の日だな!」と前向きになれます。
仕事後の練習に
目標レースの3ヶ月前から、仕事後にも練習をするようにしています。
ローラー練なら1時間あれば着替えから練習後のシャワーまで済ますことができます。
家の近くにいい練習場がないので、短い時間で練習できるローラーは重宝しています。
ペダリングスキルの練習に
気が乗らない時や、オフシーズンにペダリング練習としてモッズローラーを活用します。
バランスのとりにくい非固定式ローラーは、実走に比べてペダリングスキルが要求されます。
ペダリングが悪いと、ふらついたり、ローラーの回転音が乱れるためすぐに分かります。
そのためペダリング練習にローラーを有効活用できます。
車などを気にせず、集中して取り組める点も、ローラーの強みです。
ケイデンスを120〜150にしてペダリングスキルを磨いています。
TT力、ヒルクライム力の向上に
僕の家の近くには、20〜30分も止まらずに走れるところがありません。
でも実際TTやヒルクライムをする時は、高強度で休まず走りきる力が求められます。
その持久力を身につけるために、ローラーで20〜30分高負荷で踏む練習をします。
ヒルクライム用の場合は、負荷装置を使って60〜70ケイデンスで漕ぎます。
インターバル練に
僕の家の近くには、5分以上思いっきり走れるところすらありません。
たいがい1〜2分走ると信号が邪魔してきます。
ですので、3〜5分のインターバル練習をしたい時もローラーを活用しています。
モッズローラーでは出来ないこと
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静かに走る
他の3本ローラーと同様に、モッズローラーの駆動音は結構うるさいです。
ですので、マンション等で夜使うのは難しいです。
しっかりと騒音対策をすれば、昼間なら使えると思います。
僕は騒音対策としてこんなマットを使っています。
Zwift用として使うのは厳しい
使用自体は可能ですが、実用は困難でした。
どういうことかというと、画面をみながら非固定式ローラーを漕ぐと、バランスを崩すからです。
頭では分かっていても、ついつい画面のキャラが道を曲がると体が反応してしまい、転びそうになってしまうんです。
何回か頑張ってみましたが、諦めました。
モッズローラーでZwiftは無理です。
パワートレーニングをするには、パワーメーターが必要
ほとんどの3本ローラーにいえることですが、パワーメーター内蔵型ではないので、パワートレーニングをするにはパワーメーターが必要です。
ただし、心拍計と速度があればパワートレーニングに近い練習は十分にできます。
慣れるまではバランスをとるのが大変
これも3本ローラーなら全部そうなんですが、バランスをとるのが難しいので、慣れるまで練習が必要です。
ただし、ローラーでバランスがとれる=ペダリングスキルが上達したといっても過言ではないので、頑張って練習する価値はあります。
1時間以上の長距離練習はさすがに飽きる
ローラー全てにいえることですが、1時間以上は飽きます。
1時間以上の持久力向上トレーニングをしたい場合は、外で走っています。
ダンシングはさすがに無理
僕はモッズローラーでダンシングは出来ません。
多分不可能だと思っています。
5万以上する3本ローラーには、ダンシングができるくらい安定感の高いローラーもありますが、モッズローラーを買うならダンシングは出来ないと思っておいて下さい。
モッズローラーを買うべき人、買わない方がいい人
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買うべき人
- 初めてローラーを買おうと思っている人
- 安い予算でトレーニング用に使い倒したい人
- レース会場などに持っていきたい人
- ローラーに過剰な機能を求めていない人
買わない方がいいひと
- Zwiftを使いたい人
- マンションで夜も使いたい人
- ローラーでダンシングもしたいひと
まとめ
結局のところ、僕がモッズローラーを使い続ける理由は「壊れないし、必要な機能が十分備わっているから」です。
ローラーの中では安い部類ですが、むしろこれ以上の機能が必要なのか?とすら思っています。
モッズローラーで練習を始めてから、僕は時速30kmで巡航できるようになりました。
モッズローラーを使えば、速くなれます。
ローラーに興味のある方は、是非使ってみて下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました。
追記
ローラーなら3本ローラーをおすすめする僕ですが、先日同じくミノウラ社のスマートトレーナーを購入してしまいました。
理由は、Zwiftがしたかったからです。
前述の通り、3本ローラーの弱点はZwiftが出来ないことです。
Zwiftをやるならスマートトレーナーでしょ!
と思い、ローラーとしては高級なスマートトレーナーを購入してしまいました(^_^;)
詳しくはこちらの記事をご覧ください。