こんにちは、坂バカ理学療法士のわさおです。
ロードバイクのレース前の前日って、少し手持ち無沙汰になりますよね。
疲労を抜かないといけませんから、トレーニングはせずに休んだ方がいいです。
とはいえ、何もするなと言われると、何かしたくなるんですよね。
でも大丈夫です!
前日にしかできないことがあります。
今回のテーマは、ロードバイクのレース前日にすべき準備についてです。
しっかり準備して、いい当日を迎えましょう!
持ち物の準備
家を当日出発の人も、前日にある程度の準備を済ませておくと、安心ですよ!
基本的に忘れずに持っていきたいものは
- 参加証
- 現金
- ドリンクボトル
- 補給食
- はさみ、安全ピン
- パンク修理キット
- ロック(自転車用鍵)
- ライト
となります。
輪行で行く人は
- 輪行袋
- エンド金具
- ウェットティッシュ
車で行く人は
- グローブ
- ヘルメット
- サングラス
- シューズ
- サイコン
- 心拍計
泊まりの人は
- 着替え
- 充電器
これらも忘れないように気をつけて下さいね!
なんではさみ、安全ピンが必要なの?と思った方がいるかもしれませんね。
どの大会でも、レース前に計測タグやゼッケンをもらいます。
計測タグをつける時にはさみ、ゼッケンをつける時に安全ピンが役立ちます。
もちろん、忘れても借りられますので、問題はありません。
ただ自前のものがあると、楽です。
ちなみにゼッケンの安全ピンは、8か所しっかりとめると空気抵抗を減らせますよ!
バイクチェック
レース当日のバイクトラブルは、何としても避けたいですよね。
最低限チェックしておきたいのは、
- ハンドルのぐらつき
- タイヤの空気
- ホイールの振れ
- 変速のチェック
- ブレーキチェック
の5点です。
当日だと対応が間に合わないので、前日にチェックは済ませておきましょう。
コースの試走
前日受付のレースであれば、前日は試走のチャンスです。
距離が長い場合は、勝負所だけでも試走しておきましょう。
くれぐれも疲労を溜めないように、のんびり走って下さいね。
走行時間は長くても4時間までにおさえておきましょう。
試走の際に特に見ておいてほしいのが、路面。
普段はあまり注意深くみないので、知っておいてほしいところです。
レースが始まると集団走行ですので、路面は見えません。
道路のひび割れなどにレース中突っ込むと、かなり危険です。
僕も何度かヒヤッとしたことがあります。
試走の時に路面が悪いところを確認しておけば、当日予測して対応できます。
安全に走るためにも、勝つためにも、出来るなら試走して路面を確認しておきましょう。
レース前日の食事
レース前日の食事は、当日の胃腸の調子が良くなることを優先して、バランスのいい食事を摂りましょう。
レース当日のエネルギーをため込もうと思って、無理にご飯をたくさん食べる必要はありません。
消化にいいものを、適度に食べれば十分です。
「なんで?」と思う方もいるはずですので、詳しく説明しますね。
レース中に使えるエネルギーは、グリコーゲンとして体内に蓄えられています。
前日にたくさん食べると、食べた分がグリコーゲンとして貯蔵され、レースで使えると思われています。
ですが、これは嘘です!
管理栄養士の方に確認したので、間違いありません。
なぜなら、体内に貯蔵できるグリコーゲンは、上限があるからです。
たくさん食べたところで、その分グリコーゲンが貯蔵できるわけではありません。
過剰なカロリーは脂質に変換されますが、脂質は分解に時間がかかるため、レース中使えません。
要するに、食べすぎた分はただの重りになるだけなんです。
お腹を壊すリスクもありますので、食べすぎはよくありません。
それよりも野菜も摂って、バランスのいい食事をした方が体にいいです。
普段より、食事内容を過剰に変えすぎないことも大事です。
お酒も飲みたくなりますが、もちろん控えた方が体にはいいです。
モチベーションを上げるためなら致し方ないかもしれませんが・・・。
レース前日の食事は、変に意識せず普段通りバランスのいい食事をしましょう!
無理にエネルギーをため込もうとするより、胃腸を万全する方が優先です!
普段の食生活が乱れている人は、なるべく早めに正しましょうね(^^;)
まとめ
最後におさらいをしましょう。
レース前日にすべきことは、以下の通りです。
- 持ち物を準備する
- バイクチェックを行う
- コースの試走をする
- 普段通りバランスのとれた、消化しやすい食事をする
「なんだ、当たり前のことしかしないんだな」
と思う方がいるかもしれませんが、それでいいんです。
レース前に普段と違うことをすると、体調を崩しやすくなります。
体調を崩したら、苦い思い出になってしまいますよね。
前日に特別なことをしたところで、パフォーマンスが劇的に上がることはありません。
それよりも、いいパフォーマンスを維持することを優先しましょう。
普段と違うことをせず、体調を整えるのが一番です。
最高のパフォーマンスで、楽しいレースにしましょうね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
レース当日の過ごし方のコツについては、こちらの記事もご覧ください。